金持ち父さん貧乏父さん 名言集

本日は、また金持ち父さん貧乏父さんの中で、特に私の心に残った言葉、文章をご紹介したいと思います。金持ち父さん貧乏父さんの名言ベスト5です!

 

●名言その①

「金持ちはお金のために働かない。自分のためにお金を働かせる。」

感想:これが、本書の最大の主張であるとも言えると思います。世の中の収入を得る形として、4つのタイプがあって、従業員(E)、自営業者(S)、ビジネスオーナー(B)、投資家(I)の4つに分けられます。その中でビジネスオーナー(B)と投資家(I)が税率が低くなっており、金持ちを優遇する制度となっています。これを不労所得とポートフォリオ所得と呼びます。経済的自由と大きな富を手に入れる鍵は、従業員(E)、自営業者(S)の得る、勤労所得を不労所得とポートフォリオに変える能力であると言います。

●名言その②

「高い教育を受けた父にとっては「安定した仕事につくこと」がすべてだった。一方、金持ち父さんにとっては「学ぶこと」がすべてだった。

感想:働く際に、給料や福利厚生ももちろん大切ですが、それよりももっと大事なこと、それは働くことからどのようなスキルを学ぶことができるか、という視点です。特に若いうちには、この考え方はとても重要だと考えております。仕事から経験を学ぶことが重要です。

●名言その③

「金持ちは資産を買う、貧乏人の家計は支出ばかり、中流の人間は資産と思って負債を買う」

感想:資産とは、私のポケットにお金を入れてくれるもの、負債とは、私のポケットからお金をとっていくもの。シンプルなのに誤解している人がいる。例えば持ち家は資産であると言う人がいるが、それは富を産んでくれないので著者曰く、資産ではないと言う。そして、中流以下の人は、ラットレースから抜け出せず、日々の生活に追われる生き方をしている、と。

●名言その④

「失敗をバネにする」

感想:これは様々な自己啓発本で言われることであるが、成功者の多くは多くの失敗を積み重ねた末にたどり着いているということである。例えば、自転車に乗れるようになるまでに転ばない人はいないし、プロゴルファーでボールを1つもなくしたことがない人はいないし、失恋の経験がなくて大恋愛を成就させてと言う人にもお目にかかったことない。失敗しても、その経験を活かし、成功への肥やしとすることができれば、それは失敗ではないのである。

●名言その⑤

「キムは私の人生を完璧なものにしてくれた。」

感想:正直これは、本書の趣旨であるお金とは直接的には関係のない話です。ただ、やっぱり良好な夫婦関係が成功の秘訣だと言うことをがよく伝わる文章だな、思い取り上げさせていただきました。

金持ち父さんと貧乏父さん あらすじ・感想 ⓪はじめに・・・金持ち父さんと貧乏父さん

投資入門の鉄板の本、金持ち父さん貧乏父さん(改訂版)~アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学(ロバートキヨサキ著、白根美保子訳)を紹介させて頂きたいと思います。

あらすじ、要約、感想を簡単に書かせて頂きます。

本書は、金融リテラシーを学ぶ人にとっては必読書であると思います。

 

まずは、はじめにです。

 

〇あらすじ

 

本のタイトルの通り、2人の父親が登場します。

金持ち父さんと貧乏父さん、これは親友であるマイクの父と自信の父です。

 

2人の共通点は以下の通りです。

・よく働くこと。

・人を惹きつける魅力を持ち、周りの人に影響力をもつ存在であること。

・教育が大切であると考えていること。

 

しかしながら、以下の通り異なっていました。

  • 金持ち父さん

・学歴はない。

・金がないことこそ悪の根源である。

・どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか、と考える。

・税金への考え方(生産する者を罰し、生産しないものに褒美をやるもの)

・一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社を買うことができるから

・金があるのは子供がいるから

・リスクをとるべき

・家は負債

・支出は最後

・自分の力で生きてゆく

・ビジネスを考える

・お金は力だ

 

  • 貧乏父さん

・高学歴

・金への執着が悪の根源である

・それを買うためのお金はない、と言うのが口癖であった。

・税金への考え方(金持ちはお金に困っている人を助けるためにもっと税金を払うべきだ)

・一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社に入れるから

・金がないのは子供がいるから

・安全第一

・家は資産

・請求書は最初

・社会保障を重要視

・雇われ体質

・大切なのはお金じゃない

 

〇感想

私は完全に貧乏父さんマインドの家庭で育ちました。

いい大学に入っていい企業に入って・・・いや、いい大学に入ってまでしか教わっていないかもしれません。

私の父も教師でしたので、特にお金に執着することもなく、仕事を純粋に愛している感じの人でした。

本業以外にも、講演等をして、副収入を得ていたため、確定申告をしていましたが、あまり金には無頓着そうでした。

ロバートさんは、貧乏父さん、金持ち父さんそれぞれの意見を聞きながら育ったことにより、お金に対する多様な考え方をできるようになったことがとても羨ましく思います。

最近はだいぶ変わってきたかもしれませんが、

日本の家庭では、お金の話はあまり大きな声で話すべきものではない、という風潮がありましたが、私が親になった際には、タブーとせずに話していくようにしたいと思います。