投資入門の鉄板の本、金持ち父さん貧乏父さん(改訂版)~アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学(ロバートキヨサキ著、白根美保子訳)を紹介させて頂きたいと思います。
あらすじ、要約、感想を簡単に書かせて頂きます。
本書は、金融リテラシーを学ぶ人にとっては必読書であると思います。
まずは、はじめにです。
〇あらすじ
本のタイトルの通り、2人の父親が登場します。
金持ち父さんと貧乏父さん、これは親友であるマイクの父と自信の父です。
2人の共通点は以下の通りです。
・よく働くこと。
・人を惹きつける魅力を持ち、周りの人に影響力をもつ存在であること。
・教育が大切であると考えていること。
しかしながら、以下の通り異なっていました。
・学歴はない。
・金がないことこそ悪の根源である。
・どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか、と考える。
・税金への考え方(生産する者を罰し、生産しないものに褒美をやるもの)
・一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社を買うことができるから
・金があるのは子供がいるから
・リスクをとるべき
・家は負債
・支出は最後
・自分の力で生きてゆく
・ビジネスを考える
・お金は力だ
・高学歴
・金への執着が悪の根源である
・それを買うためのお金はない、と言うのが口癖であった。
・税金への考え方(金持ちはお金に困っている人を助けるためにもっと税金を払うべきだ)
・一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社に入れるから
・金がないのは子供がいるから
・安全第一
・家は資産
・請求書は最初
・社会保障を重要視
・雇われ体質
・大切なのはお金じゃない
〇感想
私は完全に貧乏父さんマインドの家庭で育ちました。
いい大学に入っていい企業に入って・・・いや、いい大学に入ってまでしか教わっていないかもしれません。
私の父も教師でしたので、特にお金に執着することもなく、仕事を純粋に愛している感じの人でした。
本業以外にも、講演等をして、副収入を得ていたため、確定申告をしていましたが、あまり金には無頓着そうでした。
ロバートさんは、貧乏父さん、金持ち父さんそれぞれの意見を聞きながら育ったことにより、お金に対する多様な考え方をできるようになったことがとても羨ましく思います。
最近はだいぶ変わってきたかもしれませんが、
日本の家庭では、お金の話はあまり大きな声で話すべきものではない、という風潮がありましたが、私が親になった際には、タブーとせずに話していくようにしたいと思います。